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『枕草子』「にげなきもの」の章段考
A Study of "Nigenakimono" Chapter of Makura no sōshi
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주제분류일본어와문학
초록
「にげなきもの」の章段には、不調和なことを主題とし、とくに、高貴なるものを裏切ったりそれに調和できないものが記されている。清少納言が「にげなきもの」と断定することに、読者は同感しつつも一方では抵抗を感じると思われる。本稿では、この章段に二例ずつ出てくる「下衆」「老い」「見苦し」などの表現を中心として、清少納言が、「にげなきもの」の章段を書き記した意図はどこにあるのかについて考えてみた。読者は「にげなきもの」の章段を通して、また新たな清少納言の独創性や創造力を感じる機会になる。清少納言は、身の回りで起っているいろいろな物事について、読者たちを気づかせようとする意図があったのではないだろうか。この「にげなきもの」の章段は、清少納言独自の理想的な有り様を伺えるものとなっているとも言えよう。その結論として、清少納言は、読者たちの想像に委せる余裕のある姿勢でもあれば、今まで気が付かなかったところに「なぜ」という疑問の目で見る機会を与えるのに、「にげなきもの」の章段の執筆の意図があったと言えるだろう。
참고문헌 (9)
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