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程度副詞の数量限定について -量の副詞との比較から-

About quantity limitation of a degree adverb

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주제분류일본어와문학

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程度副詞は形容詞を中心とした状態や属性を表す成分の程度限定をおこなうのが主たるはたらきであるが、程度性をもたない成分と共起し、数量限定をおこなうものも存在する。以前からそういった語群があることは広く知られており指摘されてきたが、その詳細について研究されたものは少ない。本稿では以上のような程度副詞─「かなり」「相当」等、特に量程度の副詞と呼ばれるもの─の数量限定の方法や特性を、数量限定を主たるはたらきとする量の副詞(「たくさん」「いっぱい」等)との比較を通して考察した。その結果、語の性格として量程度の副詞には主観性、量の副詞には客観性が見出されることがわかった。そのため後接する成分に対する限定も前者は主観的な観点から、後者は客観的な観点から行われる。主観的な観点から限定をおこなう量程度の副詞においては、話し手と聞き手の間で数量の多寡のイメージの共有が行われないため、相手にはたらきかける文や、条件節、未実現や不特定の出来事に対する限定において制限が生じ用いられにくくなる。また、量の副詞には「時間量」や「度数」を限定する機能がないため、このような場合は用いられにくいことがわかった。そういった事実から、どちらの語群も問題なく数量限定として使用されるのは、限定すべき動きの量や個体の数量の多寡を相手と共有する必要がなく、数量を主観的に捉えて限定をおこなっても問題がない場合である。量の副詞は語としては客観性を有しているが、語の選択という点において主観性が行使されているため、限定すべき数量を主観的に捉えている場合においても問題なく用いられるのである。

참고문헌 (12)

  1. 石神照雄, "副詞の原理, In 副用語の研究" (1983), 明治書院
  2. 川端元子, "聞き手への行為要求表現と程度副詞―共起制限理由の再検討―", 名古屋大学国語国文学, 86 (2000)
  3. 工藤浩, "程度副詞をめぐって, In 副用語の研究" (1983), 明治書院
  4. 工藤浩, "3副詞と文の陳述的なタイプ, In 日本語の文法3 モダリティ" (2000), 岩波書店
  5. 佐野由紀子, "動きに関わる量について―量的程度副詞と動詞との共起関係から―", 高知大国文, 37 (2006)
  6. 寺村秀夫, "日本語のシンタクスと意味Ⅲ" (1991), くろしお出版
  7. 仁田義雄, "日本語のモダリティと人称" (1991), ひつじ書房
  8. 仁田義雄, "副詞的表現の諸相" (2002), くろしお出版
  9. 三宅節子, "程度小を表わす副詞の一研究―,"すこし/ちょっと" を対象に―", 日本語・日本文化, 29 (2003)
  10. 宮島達夫, "情態副詞と陳述, In 副用語の研究" (1983), 明治書院
  11. 森田良行, "日本語文法の発想" (2001), ひつじ書房
  12. "中納言 現代日本語書き言葉均衡コーパス"[URL]

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