일본 자연주의문학과 사소설의 간격- 러일전쟁 ‘전후’의 종언을 중심으로-
The Difference between Japanese-naturalism and Watakushi-shosetsu
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초록
日本の自然主義文学がどのようなきっかけで私小説へと姿を変えていったのか、その過程と両文学の違いを具体的に究明した論証はあまり見当たらない。日本の自然主義文学と私小説とを一つとする「常識」によって、両方の間に存在する懸隔が埋もれてしまったからである。私小説は日本自然主義文学の副産物といえるのか、それとも反自然主義文学の結実といえるのか。本稿では、私小説の成立過程と性格の本質を明確にするため、この疑問に立ち戻ってみた。そして自然主義が如何にして私小説へと移行したのか、また日本の自然主義文学と私小説の相違は何なのか、その内質について検討した。私小説が誕生した背景には、日露戦後の終焉といった時代と社会の動きがある。日露戦争の直後に本格的な姿をあらわした日本の自然主義文学は、国家主義など戦後の風潮に影響され、社会の理念と自己の理想とが区別できず、その間でゆれる「私」をありのまま描くだけだった。そのため社会と直接対抗する力はなく、無理想無解決を方法とする客観を重視したわけである。その傍観的な態度は「日露戦後」が終焉するとともに行き詰まり、それに代わるものとして耽美派や白樺派などが登場した。近松秋江や葛西善蔵などの初期私小説もまた、日本の自然主義文学に代わるものとして、社会性に反動する精神をもって書き始められた。その意味で私小説は日本自然主義文学を受け継ぐものではなく、むしろそれとは逆の精神と姿勢をもつ。つまり、日本の自然主義文学と私小説は同類ではない。これは日本の社会の変化によって導かれた結果であるが、その社会現象と文学との関係を論証することも本稿の目的の一つである。
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