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아쿠타가와(芥川龍之介)의 「라쇼몽(羅生門)」에 나타난 삶의 문학세계

芥川龍之介の「羅生門」に現われた生の文学世界

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芥川龍之介(1892∼1927)の「羅生門」(1915年11月『帝國文學』)には、初期作品に現われた死の世界とは違った、新しい生に向かう主人公<下人>の姿が描かれている。それは言うまでもなく死から生へつながる、芥川自ら語った<精神的な革命>とも考えられる。そして、このような<精神的な革命>は、いわば生に向かう文学創作、芸術至上主義と結び付けて言わなければならない。すなわち、今まで初期作品に現われた実母ふくの狂氣による死、養家の人々のエゴイズムが「羅生門」に至っては狂気と死を天才と生に、また、現実世界におけるエゴイズムを虚構世界における自由に変える新しい文学創作の出発であったと言えよう。例えば、芥川は1916年頃と推定される手紙にも「死ぬ前に早く生のプログラムをかたづけておかう」と言いながら、「これで筆をとつてから四つ目の小説をかいた事になる」と書かれているが、ここで彼の言う<生のプログラム>として四つ目の小説を発表順に並べて見ると、「老年」(1914、5、『新思潮』)、「靑年と死」(1914、9、『新思潮』)、「ひよつとこ」(1915、4、『帝國文學』)、「羅生門」(1915、11、『帝國文學』)であり、「羅生門」が四番目になるのがわかる。言い換えれば、これは今まで初期作品に現われた死のイメージが「羅生門」を軸として生のイメージに変わっていくことを意味しており、これこそ彼の言った<愉快な小説>であったと言える。 このように芥川は実母の狂気による死と日常世界における養家の人々のエゴイズムという自分の決められた運命を、そのまま受け入れるのではなく、新しい文学創作を通して生の肯定と自由世界を作り上げたのである。そういう意味で、第一創作集である『羅生門』の跋文で、彼が「羅生門」以前にも、いくつかの短編を書いており、恐らく未完成の作を加えたら、この集に入れたものの二倍には上がると語っているように、芥川は「羅生門」以前の作品 - 初期作品にあたる多くの作品 - を第一創作集である『羅生門』に乗せることができなかったのである。それは、おそらく初期作品に現われた死の世界が、これから彼の生の世界とお互いに相応できないからであろう。そして、この生の文学世界はこれから「地獄變」(1918, 5)や「じゆりあの・吉助」(1919, 9)に現われた狂人と愚人が、たとえ日常世界には死に向かえているものの、結局超人と聖人へ昇華させることによって生の永續性を具体化させているのがわかる。 したがって、「羅生門」は芥川の以前の初期作品の世界とは違った新しい文學創作のきっかけになっており、つまりこれは彼にとって藝術至上主義への出發になってもさしつかえないと思われる。

참고문헌 (16)

  1. "芥川龍之介全集" (1977), 岩波書店
  2. 駒尺喜美, "芥川龍之介の世界" (1967), 法政大学出版局
  3. 長野嘗一, "古典と近代作家-芥川竜之介" (1967), 有朋堂
  4. 三好行雄, "芥川龍之介論" (1976), 筑摩書房
  5. 吉田精一, "芥川龍之介󰡕(近代作家研究叢書 21)" (1984), 日本図書センター
  6. 石割透, "芥川龍之介-初期作品の展開-" (1985), 有精堂
  7. 海老井英次, "芥川龍之介論攷-自己覚醒から解体へ-" (1988), 桜風社
  8. 海老井英次, "芥川龍之介 - 人と文学 -" (2003), 勉誠出版
  9. 笠井秋生, "芥川龍之介作品研究" (1993), 双文社出版
  10. 宮坂覚編, "芥川竜之介-理性と抒情" (1993), 有精堂
  11. 志村有弘編, "芥川竜之介「羅生門」作品論集成ⅠIn: (近代文學作品論叢書 12)" (1995), 大空社
  12. 三谷邦明, "『羅生門』を読む", 日本文学 (1984), 日本文学協會
  13. 真杉秀樹, "『羅生門』の記号論 In: 解釈" (1989), 教育出版センター
  14. 関口安義, "『羅生門』-反逆の論理獲得の物語", 國文學 (1992), 學燈社
  15. 海老井英次, "芥川龍之介語彙集", 国文学 (1994), 学灯社
  16. 志村有弘編, "芥川龍之介大事典" (2000), 勉誠出版

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