지카마쓰의 조루리에 나타난 막부비판
近松の浄瑠璃に描かれた幕府批判
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초록
本考察では主に近松の後期の浄瑠璃作品を中心に幕政に関する内容(期待、賛成、批判)がどのように描かれているのかを検討した。江戸時代は幕府の検閲があり、当代に起こった事件や人物などを実名で登場させることには憚りがあった。近世戯曲において最も当代性を持つ作品として誰もが『仮名手本忠臣蔵』を思い浮かべる。周知のように赤穂浪士の事件を脚色した作品はこれが最初ではない。先行作品のうち後の作品に影響の大きかった近松の浄瑠璃『兼好法師物見車』や『碁盤太平記』は1710年頃の作品である。この時期から近松は当代の事件、政治に関する内容を作品内に盛り込むことが多くなってきたようにみえる。しかし、近松は時事性だけを浮かび上がらせることなく、登場人物の義理と人情を絡み合わせながら劇を展開させている。近松が劇作家として活動していた時期は5代将軍綱吉(1680ー1709)、6代将軍家宣(1709ー1712)、7代将軍家継(1713ー1716)、八代将軍吉宗(1716-1745)の時代である。中でも家宣と家継の治世は「正徳の治」と呼ばれ新井白石の儒学をもとにした文治主義といわれる諸政策を推進した時期であったため、この時期には幕政に対する期待感があらわれている。しかし、悪法で知られた綱吉の「生類憐れみの令」や吉宗の倹約令などは最近歴史学の方では見直しが行われているが、近松の浄瑠璃を見る限り当時の庶民の実感とは隔たりがあることが確認できる。幕府の検閲があったが浄瑠璃本に関しては制外とされていたといい、ほかの出版物よりは規制が厳しくなかったせいか幕府への批判が間接にではあるが、随所に確認することができる。江戸時代の庶民の幕政への意識を考察する上で浄瑠璃は格好の素材といえるだろう。また、近松以降の作品としては、大坂で頻繁に上演された太閤物が幕府への批判を含んでいるとされる。反徳川色が濃厚であるといわれているこれらの作品への検討を今後の課題としたい。
참고문헌 (16)
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