『今昔物語集』제12권 제2화 성립과정 고찰 -출전『日本靈異記』와의 대조를 통하여-
『今昔物語集』第十二巻第二話の成立過程考察-出典『日本霊異記』との対照を中心に-
0
조회
0
다운로드
0
인용
0
참고문헌
키워드
초록
『今昔物語集』第十二巻第二話は遠江国の丹生茅上という人が盤田寺の舎利塔を建てた縁起談である。本説話が『日本霊異記』の中巻第三十一話を出典としていることはすでに先行研究によって定説となっている。内容を要約しておくと、聖武天皇時代に塔を建てようと発願していた丹生茅上が実現できないでいるうち、年老いて産んだ子が掌に仏舎利を握って生まれる霊異を現わし、この事実が世間に広く知らされ、人々の力を合わせて舎利塔を建てることができたという話である。本考察はこの二つの説話を照合して見、『今昔物語集』の文学的創意を究明してみたものである。 二つの説話は内容と表現において大変類似しているように見えるが、詳しく照合してみると大きな相違も隠されていることが分かる。まず、題目から評語に至るまで両作品の編纂意図を反映した表現、即ち『日本霊異記』の「霊異」と『今昔物語集』の「造塔縁起談」としての意図がよく現れていることが確認される。特に『今昔物語集』が出典の「霊異」という主題を捨て、盤田寺の舎利塔縁起に改変したことは、作品全体の組織構成に合わせようとした緻密な構想による結果であることを指摘した。 また、『今昔物語集』は出典を用いて『今昔物語集』化する過程において、作品の特徴をいろいろなところで現わしている。たとえば、時代名の位置を変えて冒頭を飾らせたり、全知的視点から心中表現を用いたり、自他動詞の解釈を変更したりするなど、編者の文学的な営みが活発に行われたところを随所で見られる。 しかし、『今昔物語集』の変化がいつも肯定的な効果のみをもたらすのではなく、多くの反復表現や常識的なせつめいの付加による冗漫さは文章の緊張感を損なってしまう面も持っており、このような様相も『今昔物語集』の特徴として受け止めるべきである。 多くの和漢典籍を基にして成立した『今昔物語集』の文学的な特徴を論じるためには出典との対照考察は肝要である。個々の説話の中で『今昔物語集』だけの文学的営みを明らかにすることは、作品全体の文学的特性を究明することに結び付くことであり、そういう点で、盤田寺の舎利塔縁起談は出典とは違う、『今昔物語集』の特徴をよく表してくれる説話の一つとして注目に価するといえよう。
참고문헌 (24)
- 神田秀夫, "日本の説話. in: 日本の説話2古代" (1973), 東京美術
- 八木毅, "日本霊異記の研究" (1976), 風間書房
- 高柳光寿, "日本史辞典" (1986), 角川書店
- 長野嘗一, "今昔物語集の鑑賞と批評" (1978), 明治書院
- 長野嘗一, "今昔物語集論考" (1979), 笠間書院
- 三谷栄一, "論纂説話と説話文学" (1979), 笠間書院
- 国東文麿, "図説日本の古典 今昔物語集" (1979), 集英社
- 佐藤謙三, "今昔物語集宇治拾遺物語(鑑賞日本古典文学)" (1981), 角川書店
- 中田祝夫, "日本靈異記. in: 日本古典文学全集" (1982), 小学館
- 馬淵和夫, "今昔物語集自立語索引" (1982), 笠間書院
- 馬淵和夫, "今昔物語集(1). in: 日本古典文学全集" (1983), 小学館
- 池上洵一, "研究資料日本古典文学③説話文学" (1984), 明治書院
- 池上洵一, "今昔物語集. in: 日本文学研究大成" (1990), 国書刊行会
- 池上洵一, "今昔物語集の世界-中世のあけぼの-" (1999), 以文社
- 小峯和, "今昔物語集の形成と構造" (1985), 笠間書院
- 小峯和明, "今昔物語集·宇治拾遺物語" (1992), 新潮社
- 小峯和明, "今昔物語集の世界. in: 岩波ジュニア親書" (2002), 岩波書店
- 小峯和明, "今昔物語集を学ぶ人のために" (2003), 世界思想社
- 坂口勉, "今昔物語集の世界" (1980), 教育社
- 森正人, "今昔物語集の生成" (1986), 和泉書院
- 三木紀人, "今昔物語集宇治拾遺物語必携" (1988), 学灯社
- 문명재, "일본설화문학연구" (2003), 보고사
- 문명재, "今昔物語集의 전승방법" (2005), 보고사
- 문명재, "今昔物語集의 세계" (2006), 제이앤씨
