미요시 다쓰지(三好達治) 시에 나타난 모성 편향성(母性 偏向性)과 향수
三好達治の詩に現れた母性偏向性と鄕愁
0
조회
0
다운로드
2
인용
0
참고문헌
키워드
초록
本稿は、三好逹治の詩に現われた母性偏向性と郷愁との関連について研究したものである。分析の対象にした主な作品は「祖母」二篇と「乳母車」、「谺」、「庭」、「郷愁」、「故郷の街」、「涙」である。考察した結果、以下のような結論が得られた。 母性偏向性という観点で分析した詩「祖母」二篇、「乳母車」、「谺」、「庭」、「郷愁」等の作品を貫ている重要な要素として、母親祖母、姉に対する懐かしさ、あるいは彼女らに向けた情などがあり、詩人の内的欲求とも相互疏通している。そこには貧しく暮していた逹治の家族の歴史と、幼少年期と青年期の病と放浪、彷徨の時間をともにした詩人自身の個人史が内在していたことが分かった。 達治の詩に内在している哀傷や孤独は、暖かい家庭や家族を夢見た自分の所望であると解釈できることを本稿により確認した。そのことは何より、母に対する懐かしさと鄕愁を機智あふれる言語で敍述した「鄕愁」が、母性には海のような広くて深い世界が存在するという暗示を通じて敍情詩の価値を確認させてくれる名作となっており、そのことからも、意味のあるものだと言えるだろう。 一方、郷愁という観点で分析した詩「故郷の街」は、詩人が生まれた大阪という場所を、純粋の都市と産業化が共存する所として描いている。達治は心象の世界を描くのではなく、一幅の水彩画のように故郷の風景を具体的に描き出している。これは作品の性格を考えれば希少価値を持つことだろう。さらに、このような有形の風景とともに詩「涙」は、息子の涙を通じて血続きの紐帯感を描き出しており、故郷の自然まで表現した想像力を遺憾無く発揮した秀作であると言えるだろう。また、「郷愁」は、逹治の詩を母性偏向性と郷愁を別個のもので解釈するのではなく、相互の連関性を持つという事例を見せてくれるという点で、重要な詩的成果として評価するに値する。三好逹治の全体的な詩業から見れば、母性偏向性と郷愁に関わる詩編が主に初期の詩に集中している現象という特徴も確認することができた。これらの詩編には詩人の自伝的要素が含まれていて暗い雰囲気を形成しているが、孤独や哀傷を美の価値で昇華させるという詩的資質も刻みこまれているのある。 このように、逹治の詩に現われた母性偏向性と郷愁に関連する詩編は、彼の詩が美しいリリシズムであると評価される重要な機軸を形成するものである。そのことが、三好達治をして日本人たちから国民詩人として、さらに敍情詩人として尊敬されている理由の一つとなっていると言えるだろう。
참고문헌 (10)
- 安西均, "三好達治と"四季"", 現代詩物語 (1978), 有斐閣
- 石井昌光, "三好達治-現代詩に於ける傳統と創造", 宮城學院女子大學硏究論文集, 8 (1955)
- 小川和佑, "三好達治硏究" (1976), 敎育出版センター
- 阪本越郞, "三好達治の抒情詩『測量船』と『花筐』", 本の手帖, 3-4 (1969)
- 澁谷孝, "三好達治の<測量船>論" (1967), 宮城敎育大學 國語國文
- 堀辰雄, "現代日本文学大系 64" (1969), 筑摩書房
- "三好達治" (1985), 現代詩 讀本 思潮社
- "三好達治" (1975), 日本の詩歌22 中公文庫
- 村上菊一郞, "三好達治․草野心平", 近代文學鑑賞講座, 20 (1959), 角川書店
- 安田保雄, "『靑空』時代の三好達治", 鶴見女子大學, 1 (1963)
