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「満韓ところどころ」と韜晦

A Study on “Man-Kan Here and There”

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주제분류일본어와문학

초록

漱石のロンドン滞在記録は作品としては『倫敦消息』などに具体的にうか がわれるのに対し、満韓紀行は朝日新聞上に「満韓ところどころ」として連載されることになる。このような海外体験が漱石の他の作品にどのように投影されていったかは尚様々な議論、検証を俟たねばならない。これまで漱石の満韓旅行についての論考は少なくないものの、英国ロンドン留学体験のそれと比べてみると大きく見劣りする感が否めない。だが漱石の洞察は以前の作品、以後の作品とも連結し、決して小さくない影を落としていることは確かであろう。何よりも、「満韓ところどころ」の断面には漱石の中国観や朝鮮観が垣間見られ、その後約十年を経て芥川龍之介が中国を旅した際の『支那游記』とともに当時の日本人知識人の異文化体験、中国・朝鮮観をうかがう上で貴重な記録となっている。故にまた、中国側、韓国・朝鮮側からすれば差別的表現も少なくなく、漱石作品の中でも問題作とされることも少なくない。しかし表現された内容の解釈をめぐっては、単一的な見方だけでは捉えられない重層的な事情も存在し、そのことを踏まえた考察がなされる必要がある。

참고문헌 (21)

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