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泉鏡花の初期作品における人物造型
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주제분류일본어와문학
초록
本稿では、「黒壁」(1894⋅10、12)、「義血侠血」(1894⋅11)、「聾の一心」(1895⋅1)、「夜行巡査」(1895⋅4)、「貧民倶楽部」(1895⋅7)、「取舵」(1895⋅1)、「貧民倶楽部」(1895⋅7)、「怪語」(1897⋅7)等、泉鏡花の初期作品を中心に、紅葉によって添削された原稿を考慮に入れ、鏡花の初期作品における人物造型の特徴を明らかにし、その意味について考察を行なった。鏡花の初期作品において特徴的なのは、「夜行巡査」や「怪語」等において、他者や社会に対して冷淡な態度を見せ、妥協しようとしない「職務」、「責任」の観念を背負っている極端な人物が描かれる一方で、それとは正反対の他人に積極的に関わろうとする好奇心旺盛な人物たちが描かれていた点である。この二つのタイプの人物像は、ともに森田思軒が翻訳した外国の作品から影響を受けたものであるが、この時期の鏡花は紅葉の門下ではあるものの、少年時代から親しんできたそれらの作品から受けた影響から完全に抜け出ていなかったと考えられる。また、この時期には鏡花独自の人物像および方法が確立していなかったと判断される。それは、人物を描き出すのに「冷然と(して)」、「機械的に」等、幾つかの類型的な表現を繰り返し用いていることから察せられる。 所謂鏡花の観念小説とは、素材、内容、および人物において様々な模索が行なわれていた初期の試みの一つとして捉えるべきであろう。従来の文学史家のように、観念小説を軸にして鏡花の初期小説を説明しようとする見解は改めねばなるまい。
참고문헌 (8)
- 内田魯庵, "小説界の新潮流(殊に泉鏡花子を評す)下", 国民之友, 17(262), pp.440~ (1895), 民友社
- 内田魯庵, "泉鏡花", 青年文, 3(1), pp.19~ (1896), 少年園
- 亀井秀雄, "第八章負い目としての倫理 in感性の変革", pp.179~ (1983), 講談社
- 高須梅渓, "近代文芸史論" (1982), 日本図書センター
- 弦巻克二, "鐘声夜半録", 研究紀要, 17 (1979), 光華女子大学
- 手塚昌行, "泉鏡花と森田思軒", 国文学研究, 28, pp.44~ (1989), 早稲田大学国文学 研究会
- 村松定孝, "ことばの錬金術師泉鏡花", pp.117~ (1973), 社会思想社
- 森田思軒, "金驢譚郵便報知新聞報知社、引用は" (1888), 柏書房
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