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中世における名詞「シサイ(子細·仔細)」の意味と用法-中世末期の口語資料を中心に-
A study of noun "Sisai" in the data of middle Age
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주제분류일본어와문학
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Abstract
本稿は「シサイ(子細・仔細)」の意味と用法を、中世末期の口語資料を中心として考察したものである。 考察の結果、「事情・経緯・理由」の意味に用いられるシサイを形態的に分類すると「(その)シサイ+用言」「シサイがある(ない)」「そのシサイは」の三つに分けられることが判明した。 まず、「(その)シサイ+用言」の用法は、今昔物語から用例が見え、中世末期の口語資料にも廣く用いられていることが分かった。また、この用法は現代日本語においても見られる用法であると考えられる。 これに對して、「シサイがある(ない)」と「そのシサイは」は、中世末期の口語資料にみえる新しい用法であることが分かった。 「事情・経緯・理由」に比べて「支障・問題」「議論・問答」の意味を持つシサイの例は、慣用的な表現として僅かに用いられていたことが分かった。 また、僅かではあるが中世末期の口語資料には、「ところ・こと」の意味に用いられる例が見える。 「ところ・こと」の意味を持つシサイの用法は、現代日本語ではあまり用いられないものであると考えられる。
참고문헌 (14)
- "新明解國語辭典" (2002), (第五版) 三省堂
- "邦譯日葡辭書" (1980), 岩波書店
- "時代別國語大辭典" (2001), (室町時代編) 三省堂
- "大漢和辭典(修訂版)" (1984), 大修館書店
- "大藏虎明本狂言集の硏究 上 中 下" (1972), 表現社
- "天草版伊曾保物語の硏究" (1968), 風間書房
- "天草版平家物語對照本文及び總索引" (1986)
- "エソポのハブラス" (1999), 淸文堂出版
- "平家物語 上 下" (1991), 岩波書店
- "天草版平家物語の基礎的硏究" (1982), 溪水社
- "現代日本語の表現と語法"
- "大藏虎寬本 能狂言" (1942), 岩波書店
- "永二十七年本論語抄" (1976), 東山御文庫藏 光天皇宸翰 勉誠社
- "第9 山梨英和短期大學日本文學會 34-53頁"
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