노사카 아키유키(野坂昭如) 전쟁동화로써의 글쓰기 고찰 - 『전쟁동화집(戦争童話集)』을 중심으로 -
The Study on the Writing Style of a War Children's Story in Nosaka-akiyuki Literature-Focused on ‘The War Fairy Tales’-
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초록
本研究は野坂昭行の『戦争童話集』12編を対象に、童話的「書き方」について考察したものである。第2章では、12編における「叙事」と「叙述」の特徴を分析した。「叙事」においては、素材や人物および叙事的展開のパタン化による幻想性を読み取ることができた。それは、残された生者としての加害性のトラウマを取り払う方法と捉えられた。「叙述」においては伝達者としての叙述者と叙述時間のパタン化が見られた。概して「8月15日」という時間帯に読みの地平を開いている方法であり、死者と生者の間を媒介する霊媒的役割を果たすためと解釈した。第3章では、戦後の日本の児童文学の流れの中で「戦争童話」としての特徴について考察した。1960年代の児童文学の発展や、政治社会的な背景で促された戦争児童文学の流れにおいてその存在性を考察してみたのである。よって『戦争童話集』における「伝達性」および「幻想性」などの様相からは、野坂の児童文学の理論的確立は認められなかった。1950年代の作品における限界であった「反戦平和」の理念性は多少越えているものの、被害意識の拡大などにより限界が認められた。しかしながら「日本軍部」の加害性や「天皇制」への対決が見られ、その点に意義があると評価された。結果から、『戦争童話集』における野坂の童話的「書き方」からは専門的な童話の美学の試みは見られず、「戦争」を素材とした「物語」といった程の意味に止まっていると、その特徴をまとめたのである。
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