韓中日 親族呼稱 比較 硏究
A comparative study of relative naming in korea and china and japan
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Abstract
本稿では語彙構成の面から韓国、日本、中国の三ヵ国の親族呼称を相互比較し、考察した。 先ず、三ヵ国の親族呼称をその語彙的意味の特徴によって親族語呼称、名前呼称、姓氏呼称、混合語呼称、人称代名詞呼称、感動詞呼称等の六つの呼称類型に分類し、それぞれの呼称類型がどういう親族関係で、どんな形の言語構造で現れ、また社会呼称ではどう現れるかを考察し、比較した。 その結果、韓、日、中の三ヵ国は、親族呼称及び社会呼称の特徴として次のような類似点と相違点が存在することが分かった。 1.韓、日、中の三ヵ国は親族呼称で親族語呼称、名前呼称、混合語呼称、感動詞呼称の四つの呼称類型は相互に共有していて、日本語の親族呼称には姓氏呼称、中国語の親族呼称には人称代名詞呼称がそれぞれ存在しなかった。(下の表を参照のこと。○は存在を表し、×は不在を表す。) 2.韓国の親族呼称には、男性語と女性語の区別があるが、日本と中国の親族呼称にはそういう区別がない。 3.日本では目上の親族に対しても名前呼称が使われるが、韓国と中国では許されない。 4.韓国では姻戚を呼ぶ場合、相手が目下であっても親族語で呼ぶのが普通であるが、日本と中国では親族語ではなく、名前呼称を使う。 5.日本では親族を呼ぶ場合、父系と母系の区別、血族と姻戚の区別がないが、韓国語と中国語では区別が存在する。 6.中国の親族語呼称では、愛称、平称、敬称がないが、韓国と日本にはそのような区別が存在する。 7.日本では目下の親族に対して一般的, 前呼称を使う傾向があるが、韓国と中国にはそういう傾向がない。 8.親族語の虚構的な用法、即ち、非親族間に親族語で呼ぶ用法は韓、日、中の三ヵ国が共有し、みな基本的に外見上の年齢基準によって親族関係を仮想し、それに相応しい親族語を選んで呼ぶ。親族語の虚構的用法の使用頻度は、中国が最も高く、日本が最も低い。 9.「姓氏+親族語」の形態で既婚の女性を呼ぶ時、韓国と日本の場合、姓氏が呼称相手の姓氏を示すが、中国の場合は姓氏が夫の姓氏を示す。 10.日本の場合、年長者が見知らぬ年少の人を呼ぶ時、まるで目上の人を呼ぶように男性には ‘お兄さん’、女性には ‘お姉さん’ と呼ぶ傾向があるが、韓国と中国にはそういう傾向がない。 11.代名詞呼称と感動詞呼称は、韓、日、中すべて三国目上の人には使わず、同級あるいは目下の人にのみ使う。親疎関係では一般的に身近な関係のみ使う。 12.親族内の混合語呼称の場合、韓国では呼称相手の子女、或は孫子女の名前と親族語が結合し、日本では、呼称相手の名前と親族語が結合する。また、中国では呼称相手の子女、或は孫子女の名前と3人称代名詞と親族語が結合するのが普通である。
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