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阪神ㆍ淡路大震災以降における地域 歴史資料の保全活動と活用
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本稿は、地域歴史資料の保全と活用について、阪神ㆍ淡路大震災以来取り組んできた歴史資料ネットワーク (史料ネット)の活動を中心に紹介し、その意義について考察するものである。阪神ㆍ淡路歴史資料の保全活動は、地域歴史資料の散逸を一定防いだが、一方で、地域住民と歴史研究者のあいだに 「歴史資料とはなにか」ということをめぐって、認識の差があるという課題を明らかにした。そこで、史料ネットでは、地域歴史資料の活用を通じて、地域住民ㆍ自治体ㆍ大学が一体となって地域の歴史を描く活動を行うようになった。最近では、未指定の文化財も含めた地域歴史資料に価値を認めようとする考え方が、徐々に広まってきている。また、地域歴史資料は、災害の際の復旧に役立つものであったり、地域住民どうしがつながりあうためのツールとしても機能しうるものである。その点から、地域歴史資料に基づいた地域の歴史文化をもとにして、まちづくりを進めていくことの有効性についても見通した。
참고문헌 (10)
- 史料ネットの活動と現代歴史学の課題, "奥村弘", ~ (2002)
- 奥村弘, "被災史料保全から見えた地域史像", 歴史と神戸, 49(5) (2010)
- 坂江渉, "阪神ㆍ淡路大震災と救済した歴史資料のその後", LINK, (2) (2010)
- 史料ネットの活動内容概観, "馬場義弘", ~
- 松下正和, "災害と歴史資料保全, in 歴史資料の保 存と地方史研究" (2009), 岩田書院
- 大国正美, "宝塚の古文書を読む会の会誌発行と、旧和田家住宅", 史料 ネットNEWS LETTER, (17) (1999)
- 河野未央, "二〇〇九年佐用町、宍粟市における水害時の歴史資料保全", 新兵庫県の歴史, (3) (2011)
- 松下正和, "特集にあたって", LINK, (2) (2010)
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