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近世の日本語における語用論的接續の發生 - ?ニヨッテ?から?ホドニ?へ -

Development of pragmatic connectives in early modern Japanese

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주제분류일본어와문학

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Abstract

<要旨> 近世の日本語における語用論的接續の發生 -「ニヨッテ」から「ホドニ」へ- 似たような使い方をする二つの言葉に惱まされるのは、現代でも、時代を遡った中世でも、恐らくそれ以前の時代においても同樣であろう。現代なら「ノデ」「カラ」で代表される原因・理由を表す表現形式が、中世の口語資料では「ホドニ」「ニヨッテ」という形で代表的に現れる。 原因・理由を表す條件句として主に「ホドニ」が使われていた時代から、「ニヨッテ」への勢力交替が行なわれるという現象は、樣々な先行硏究によって明らかにされている。 本稿では、「ニヨッテ」への勢力交替が行なわれた後にもなお殘っている「ホドニ」の使われ方に着目し、中世から中世末期の口語資料とされる『捷解新語』と狂言資料から收集した使用例をもって考察を行なった。 その結果、『捷解新語』の原刊本(1676)、狂言資料の虎明本(1642)以前の時代では、まだ區別なく「ホドニ」優勢だったのが、事柄に對する“命題性”と、聞き手と話し手の相互關係においての“行爲性”とで、どちらかを重視した捉え方なのかによって前者の部分から「ニヨッテ」に侵食され始め、後者の部分は『捷解新語』の改修本(1748)・重刊本(1781)と狂言資料の虎寬本(1792)の時代まで「ホドニ」が維持されることがわかった。  近代語的特徵をもって現れ始めた「ニヨッテ」は、それまで「ホドニ」が廣く含んでいた意味論的/語用論的使用のうち、意味論的接續語としての部分に取って代わるが、一方、取って代わることなく維持される語用論的接續語としての「ホドニ」は、近世の日本語における語用論的接續の發生として捉えることができるのである。

참고문헌 (4)

  1. "中世國語における原因 理由を表す條件句" (1973)
  2. 李英兒, "『捷解新語』から見る原因 理由を表す條件句", 215 (2003)
  3. van Dijk, "Studies in the Pragmatics of Discourse" (1981)
  4. 山口明穗他, "日本語の 遷" (1997), 放送大學敎育振興會

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