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副助詞「でも」の通時的考察-「だって」との比較を通して-

A Historical Study of Japanese Adverbial Particle 'Demo'- in Comparison with 'Datte' -

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주제분류일본어와문학

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Abstract

本論文では近代以降の副助詞「でも」について「だって」と比較して檢討してみた。「でも」は江戶時代にすでに現代と同じ副助詞としての用法が見られているが、語源からみると、逆接關係を表す讓步の用法が本來の意味のようであり、この用法から進んで例示の用法が生じたと見られる。例示と讓步の意味の差は共起する語、特に、述語の形態と一番關係があって、例示の用法は、提案などの文に多く、斷定を述べる文には現れにくいことが觀察できた。接續は、格助詞に下接の承接しか持たなく、副助詞との相互承接の場合も「でも」はいつも後にくる。「でも」は近代には會話文の用例が62%を占めていて口頭語的だといえるが、小說や國定敎科書では、地の文の用例も多く文章語的な面もあると見てよい。 なお、「でも」の類似語「なりと(も)」「なと」についても檢討してみた。これらは室町末期から江戶時代を通して例を見えており、意味、接續ともに「でも」と同樣であって副助詞的性格を示しているが、「なりと(も)」は近代には「なんなりと」のように慣用化した表現以外には用いられなくなって衰えていったし、「なと」も大正期からは見られなくなった。 「だって」も、江戶後期から一語化した副助詞としての用例が見られるが、讓步の「でも」と同じ意味として使われており、「でも」より副助詞としての成立が新しいだけに、「でも」の例示の用法までは發達していなかったようである。接續も「でも」とほぼ同樣であって、格助詞、副助詞の後に現れるが、活用語に接續する用法がない等、意味と接續の面において「でも」より限定されたところにしか用いられていない。また、「だって」はほとんど會話文に現れるが、くだけた表現に使われていて「でも」とは文体的な差が見られるし、より口頭語的だといえる。  このように、「でも」と「だって」は江戶時代に副助詞化して、近代以降口頭語として盛んに使われており、接續の面においても、意味の面においても、近代の代表的な口頭語の副助詞として位置づけることができて現代に至ったと思う。

참고문헌 (8)

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