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忠臣蔵もの合巻『忠臣蔵跡祭』の世界と趣向 -先行作との関連をめぐって-

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주제분류일본어와문학

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<忠臣蔵もの草双紙>の系譜に連なる本合巻『忠臣蔵跡祭』の世界と趣向について、先行する他作者の作品や、自作との関連を本論で考察した。田舎芝居・出場所の錯誤、密書が褌になる、お多福と座頭という趣向面から唐来参和作『大道具鱐幕無』の影響を論じ、後日譚系忠臣蔵もの黄表紙との異同の中で特に猪料理にされる定九郎という趣向から『早野勘平若気誤』の絵組や詞書の影響を推察した。張子の頭の趣向においては『加古川本蔵建立』や『色男大安売』との異同を指摘した。よって、一九作忠臣蔵もの合巻『忠臣蔵跡祭』は、絵師柳川重信の腕前に助けられつつ、内容的に洒落と諧謔を中心とした黄表紙の趣向を受け継ぎ、体裁的には十五丁三冊という、内容・体裁とも黄表紙に近く、いわゆる<黄表紙風の合巻>の範疇に入れるべき作品群であることが再確認できたと思う。他作者に比して群を抜いて多くの<黄表紙風の合巻>を刊行していた一九の創作技術の根底を成すものは、斯くのごとく如何に面白可笑しく先行作の趣向を忠臣蔵のような周知の世界の中に組み込んでいくか、ということであった。それを究明するという江戸戯作研究法の一原点に立ち戻って論じてみた次第である。

참고문헌 (15)

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