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古本系『蜻蛉日記』の書入れに関する一考察 - 『蜻蛉日記草稿』との関係を中心に -
A Study of Notes in Old Books 『Kagerou』 - Centering on the 『kagerounikki souko』-
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주제분류일본어와문학
초록
『蜻蛉日記』は、転々書写に起因すると思われる誤字 · 脱字など、本文の 欠陥が多いため、最初の全巻にわたる注釈書である『かげろふの日記解環』をはじめ、いくつかの注釈書および書入れ『蜻蛉日記』板本を参考にして、本文改訂を行ってきた。本稿では、古本系『蜻蛉日記』の頭注․傍注および書入れと、江戸時代に おける注釈書との影響関係について考察するため、現存する古写本のなか、第一類本B系に属する阿波国文庫旧蔵鵜飼五郎氏所蔵本『蜻蛉日記』と、『蜻蛉日記草稿』を対象とし、相互の影響関係について調べた。上村悦子著『蜻蛉日記校本․書入․諸本の研究』では、古本系の諸伝本に ある頭注․傍注․書入れについて詳しい考察がある。本稿で考察対象としている阿波国文庫『蜻蛉日記』の朱書․墨書の書入れについても、山岡浚明系写本(彰考館蔵源義亮書写の本等)、『かげろふの日記解環な』どを参考にしていることを明らかにしている。しかし、阿波国文庫『蜻蛉日記』の参考本が明らかになっていない箇所も あるが、本稿の調査によると、『蜻蛉日記草稿』を参考していたことが明確であり、その書入れを施したのは、『蜻蛉日記草稿』が大東急記念文庫と正宗文庫本として分蔵される前のことであるので、刊行までは至らなかったものの、『蜻蛉日記草稿』が広く流布していたことが分かる。
참고문헌 (11)
- 金英燦, "かげろふの日記解環 の依拠本文についての一考察", 文献探究, (44), pp.25~32 (2006)
- 金英燦, "蜻蛉日記草稿 の成立についての一考察", 語文研究, (105), pp.18~29 (2008)
- 金英燦, "田中大秀著「蜻蛉日記紀行解」について", 語文研究, (108), pp.95~110 (2010)
- 上村悦子, "蜻蛉日記校本․書入․諸本の研究", pp.747~993 (1963), 古典文庫
- 柿本奨, "蜻蛉日記草稿 について in かがみ (第六号)", pp.2~ (1961), 大東急記念文庫
- 柿本奨, "蜻蛉日記 宗固浚明注 (第八号)", pp.11~ (1965), 大阪学芸大学国語国文学研究室
- 柿本奨, "蜻蛉日記全注釈", pp.288~ (1966), 角川書店
- 喜多義勇, "全講蜻蛉日記", pp.895~898 (1961), 至文堂
- 中村義雄, "古本説話集", pp.430~ (1990), 岩波書店
- 藤本俊枝, "「蜻蛉日記」の成立時期について in 平安文学研究", pp.82~ (1960), 平安文学研究会
- 松村博司, "大鏡 in 日本古典文学大系所収", pp.174~ (1980), 岩波書店
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