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[잇신니가뱍쿠도(一心二河白道)]의 가족상 고찰

A study on familialism in『issinnigabyakudo』

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주제분류일본어와문학

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Abstract

古淨瑠璃『一心二河白道』における家族像の考察 -女主人公の位相及び救濟論理を中心に-  中世末から近世初へかけて盛んであった說経、古淨瑠璃などの語り物の多くは家の沒落と再興の樣相を本地譚の構成で綴るという共通点を示す。ところで語り手は家族の解体と家の再繁盛というテーマを語るにあたって家族構成員の役割を固定し、その存在性に差をつけることによっていわゆる'理想的な家族像'を創り出している。したがって本稿は古淨瑠璃『一心二河白道』に現れた家族像を主に女主人公である櫻姬と父親ならびに夫との關係性を中心に眺め、家族共同体の危機と再繁盛を成し遂げる過程の內に見られる娘の存在位相あるいは役割、そして神仏の救濟の有樣などを考察してみた。  この作品は当時、多くの語り物がそうであったように神仏の本緣を說く本地物の形式を借りて家族共同体の解体及び再繁盛の樣子をテーマとする。しかし家の危機ないし沒落の原因を主に「家父長の不在」に求めている他の語り物とは違って『一心二河白道』では家の危機をもたらすものとして「娘の重層的な位相」を擧げており、娘自ら自分の負的な存在性を取り除いていく過程を家の復興の過程と連動して語っている。  このような展開で語り手は娘のイメージを家の解体の動因であると同時に家繁盛の主役であるという、相容れない二つの存在性をあわせ持った人物として作り上げる。したがって娘の櫻姬は自分の負的な存在性を原罪として受け入れ、これらの罪を贖うために出家し、やがて家の跡取りとなるべき男の子を生むことによって娘としての義務を全うするのである。  一方、娘の出家と極樂往生の有樣を追求してみれば、あたかもこれらは彼女自ら選んだ行動の結果のように說かれているが、實は物語の行間には男性の邪戀による罪業さえ女性に報いさせるといういわば女人罪障說に基づいた救濟の論理が働いているといえる。

참고문헌 (10)

  1. 室木弥太郞, "說経集 : 新潮日本古典集成", pp.414~ (1977)
  2. 信多純一, "古淨瑠璃說経集 (新日本古典文學大系)" (1999), 岩波書店
  3. 岩崎武夫, "かるかやと聖の世界 : さんせう太夫考―中世の說経語り", pp.178~ (1973), 平凡社
  4. 岩崎武夫, "さんせう太夫の構造 : さんせう太夫考", pp.31~95 (1973), 平凡社
  5. 岩崎武夫, "禁忌の世界ー說経から近松へ", 日本文學誌要, 23, pp.20~32 (1980)
  6. 鳥居明雄, "再會のトポロジー : 漂泊の中世", pp.21~117 (1994), ぺりかん社
  7. 鳥居明雄, "贖罪の中世" (1999), ぺりかん社
  8. 廣末保, "漂泊の物語" (1988), 平凡社
  9. 小林美和, "語りの中世文芸" (1994), 和泉書院
  10. 樋口孝治, "近松の世話淨瑠璃にあらわれた近世リアリズムについての考察", 日本文學紀要, 2 (1959)

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