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芥川龍之介『杜子春』論 -芥川のヒューマニズムについて-

『杜子春』論

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주제분류일본어와문학

초록

『杜子春』は大正九(1920)年七月一日発行の雑誌『赤い鳥』第五巻一号に発表された童話作品である。本作品は有名な中国の伝奇、鄭還古撰著(作者については李復言という説もある)の『杜子春伝』を素材とし、それに作者の想像を加えている。古今東西の古典を自家薬篭中のものとして利用していた芥川の典型的な創作手法である。原典の骨子は仙人になる修業の難しさを強調し、母性愛のため仙人の志望が挫折したことに重きを置いていて、それを残念に思っている。『杜子春伝』は唐代の一種の伝奇小説として、物語の圧巻は仙人になるまでの物語の奇妙さや修業の難しさ、苦難の描写に見える。これに対して芥川の『杜子春』は、富みの前には追従するが、貧乏になると目もくれない人間の薄情さに愛想を尽かして人間に不信感を抱き、人間世界に失望し、世の中から脱出しようとした杜子春に重きを置いており、杜子春の仙人志向を描写している。ところが、芥川は杜子春の人間離れの仙人指向を許していない。俗世を踏まえて人間と交わる中で人間らしい生活を勧めている。杜子春は仙人になろうと、鉄冠子の<戒めの言葉>を守るべく沈黙していた。が、杜子春は<心配をおしでない。私はどうなっても、お前さえ仕合せになれるなら、それより結構なことはないのだからね。大王が何と仰っても、言いたくないことは黙って御出で>という懐かしい母親の言葉を聞き沈黙を破り、とうとう<お母さん>と口を利いてしまう。仙人になる一歩直前に挫折を味わった杜子春ではあるが、それは彼が仙人よりも人間の道を選んだということである。杜子春が仙人を目指したのは、人間の薄情さに愛想を尽かして、人間離れをしたがったのであった。ところが、仙人になる一歩の前で彼は、その夢を捨て、元の人間社会に帰還するのである。作者芥川のヒューマニズムが窺われるところである。

참고문헌 (5)

  1. 関口安義, "杜子春 In: 芥川龍之介と児童文学" (2000), 久山社
  2. 吉田精一, "杜子春 In:『芥川龍之介』角川文庫 昭和四十二年六月二十日"
  3. 新村 出, "広辞苑" (1998), 岩波書店
  4. 菊地 弘, "芥川龍之介事典", 明治書院
  5. 渡部芳紀, "杜子春 In: 芥川龍之介作品論集成第5巻蜘蛛の糸" (1999), 翰林書房

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