한일 대학생의 경어사용 실태조사 -경어교육의 관점에서-
Research on the actual condition of the honorific expression's use in Korea and Japan University Student
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Abstract
本研究は、韓日の大学生の敬語使用における実態調査を行い、韓国人日本語学習者に現代日本語の敬語運用を習得させる際に応用することを目的とする。とりわけ敬語教育の観点からアンケート調査を実施し、両国の大学生の敬語使用の実態を考察した。考察の結果、次のようなことが分かった。 まず、敬語動詞「いらっしゃる」は、「行く」の尊敬の用法としての使用の違いが明らかとなった。例えば、日本人大学生は「いらっしゃる」を「行く」の尊敬の用法としては殆んど使用していない(37名中、一名:2.7%)。これに対して、韓国人大学生は「いらっしゃる」を「行く」の尊敬の用法として多く使っている(23名中、18名:78.2%)。このような違いの背景には、韓国人日本語学習者は「いらっしゃる」という敬語動詞を、「居る」「来る」「行く」の三つの用法として(テキスト及び教育現場での教育の結果も影響を与えたと考える)学習․理解しているからであろう。一方、最近の日本人大学生は、「いらっしゃる」を「行く」の尊敬語として捉えていないこと、その代わりに「行かれる」のような「ー(ら)れる」の尊敬形式を選択、使用している。 次に終助詞については、「体言․名詞(雨)+よ」の使用の違いが見られた。日本人女子大学生は「使用していない」という答え(23名中、13名)が「使用する」という答え(23名中、8名)より多かった。しかし、韓国人女子大学生の場合は、「体言․名詞(雨)+よ」を使用すると答えた人が20名中、14名と多数を占めた。一方、「使用しない」と答えた人は4名に過ぎなかった。日本人の学生は終助詞「よ」が持っている話し手の強い主張があるため、「よ」の使用をやや控えているようだが、韓国人日本語学習者の場合は意識しないまま使っているようである。 また、人称代名詞については、日本人男子学生は親しい関係で「わたし」を使用していない。そして「わし」「自分」などの使用が見られる。しかし、韓国人日本語学習者にはそのような答えは見られなかった。また、目上の先生に対して相談する時、日本人男子学生は「ぼく」を16名中、8名が使っている。しかし、韓国人日本語学習者は先生に対して「ぼく」を一例も使用せず、「ぼく」を使用することに抵抗感があるようだ。なお、女性における一人称代名詞の使用は両国の学生で大きな違いは見られない。これは一人称代名詞「わたし」が代表的な改まった表現として根強く認識された結果であろう。 最後に、二重敬語の問題については、「お伺いしたいことがあるのでが」の質問に対して、日本人女子大学生の場合は21名中、15名は使うし、自然であると答えた。つまり、日本人女子大学生は自然な表現として捉えていることが分かる。しかし、韓国人女子大学生は20名中、3名しか答えていない。また、日本人男子学生の場合は二重敬語について16名中、4名だけが使うし、自然であると答えており、女子の結果とは相反し、性差があることが分かる。 以上、両国における大学生の敬語使用実態の違いを踏まえつつ、教育の現場で活かすことを含め、現代日本語の敬語教育の際には十分注意することが望まれる。
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