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李恢成『砧をうつ女』における<境界性>考察

A Study on Marginality in A Woman Fulling Cloth by Lee Hee Sung

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주제분류일본어와문학

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本研究は、李恢成の『砧をうつ女』を通して作家のアイデンティティーを<境界人>という立場で考察した。在日作家の中で、特に2世作家と呼ばれる作家たちは激動の時代を生きながら母国である韓国․朝鮮と、生まれた国である日本との間で、アイデンティティー問題に悩んだ世代である。祖国の文化と伝統を守ろうとした、父母の世代の1世と違い日本で生まれ祖国を知らない2世は、両国の間で独自的な文化を築きながら現在に至っている。日本と韓国․朝鮮どちらにも十分に帰属しきれずに、不安定な部分もあるが、社会的境界性をいかして、人生や現実問題を既成の考えとは違う創造的な見解を提示できる新しい可能性を持つのが、在日であるといえる。李恢世は2世作家の代表的な作家であり、自伝的要素の強い初期の作品『砧をうつ女』から、具体的に作品を空間․言葉․文化に分けて考察した。作家の成長背景からも<境界人>として成長せざるを得なかった事情を探った。作品の舞台はサハリンであるが、そこには日本と韓国の空間が存在することがわかった。さらに作品中の言葉には韓国語が多数登場し、作家自身内的には韓国のアイデンティティーを持っていることがわかった。韓国の文化も作品中に紹介されていることがわかった。しかし作品には言葉や文化面での誤解もあり、まさに<境界人>としての様相をあらわしていることがわかった。

참고문헌 (20)

  1. 李恢成, "砧をうつ女", pp.10~57 (1972), 文芸春秋
  2. 李恢成, "サハリンへの旅", pp.147~ (1989), 講談社
  3. 李恢成, "可能性としての「在日」", pp.150~224 (2002), 講談社
  4. 李恢成, "<在日>文学全集 第4巻", pp.23~ (2006), 勉誠出版
  5. 大久保典夫, "現代日本文学史", pp.78~79 (1988), 笠間書院
  6. 大阪外国語大学朝鮮語研究室, "朝鮮語大辞典", pp.2014~1752, 角川書店
  7. "国語大辞典", pp.655~, 小学舘
  8. 金両基, "キムチとお新香", pp.12~ (1987), 中公文庫
  9. 如囚居士, "朝鮮雑記", pp.54~ (1894), 春祥堂書店
  10. "源氏物語", 夕顔, ~
  11. "新古今和歌集", 484~
  12. 松尾芭蕉, "新撰都曲", ~
  13. H.F.ディッキーㆍクラーク, "差別社会の前衛─マージナリティー理論の研究" (1973), 新泉社
  14. 양명심, "이회성 초기작품에 나타난 '정체성'에 관한 연구", 석사, 일어일문학, pp.2003
  15. 劉恩淑, "李恢成의 『다음이질 하는 여인』연구 -재일동포작가로서의 특수성을 중심으로-", 석사, pp.2002
  16. "1985年8月9日付け 東亞日報", ~ (1985)

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