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日韓否定疑問文 ― 命令を表す「しないか」と「안(못) 하니?」を中心に ―
Japanese and Korean Negative QuestionsーThe Imperative “shinaika” and “an(mot) hani”
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주제분류일본어와문학
초록
本稿は,日韓否定疑問文の中で,命令を表す「しないか」と「안(못) 하니?」に注目し,これらがどのような語用論条件下で命令の意味を持つのかについて考察した。また,「しないか」と「안(못) 하니?」の比較を行い,それぞれの特徴についても考察した。その結果,「しないか」と「안(못) 하니?」は,①話し手の想定と相反する事態(あるいは否定的な事態)が生起している状況で②聞き手に当然行うべき行為(あるいは当然できるはずの行為)を③発話現場でただちに実行するよう要求するものであることがわかった。「しないか」と「안(못) 하니?」の特徴としては以下のことが挙げられる。まず,「しないか」は下降イントネーションをとる。また,丁寧体を用いず,目上の人には使用できない。一方,「안(못) 하니?」は急上昇イントネーションをとる。さらに,丁寧体を用いることもでき,疑問詞と共起してより高圧的なニュアンスを帯びることもできる。このことから,「안(못) 하니?」は,使用範囲において「しないか」より幅広いと言える。
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